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共通テスト古文 対策講座
第19講
古文の語法・呼応
総まとめ
知っているだけで得点になる必須知識
福岡先生
15分で得点源に変える
今日のゴール
Goals of this lecture
01
助動詞の核心を再確認
き・けり・つ・ぬ・たり・り・む・らむ・けむ・る・らる・ず・じ・まじ
02
係り結びと副詞の呼応を再確認
ぞ・なむ・や・か・こそ + 副詞10種
03
敬語の3分類を再確認
尊敬・謙譲・丁寧 ── 識別と訳し方
結 論
古文文法は「3つの大分類」で整理
助動詞 + 助詞
意味と接続の暗記
活用と意味のセットで覚える
訳:文法問題の核心
敬語 + 呼応
読解の補助線
敬語=主語の特定 / 呼応=訳の固定
訳:読解スピード向上
助動詞 ① ── 過去・完了系統
意味と接続を一覧で再確認
き
過去「〜た」/ 連用形接続 / 直接体験
けり
過去・詠嘆「〜た / 〜だなあ」/ 連用形 / 伝聞・気づき
つ・ぬ
完了「〜た」/ 連用形 / 強意+推量「〜だろう」
たり・り
完了・存続「〜た・〜ている」/ 「り」=サ未四已
助動詞 ② ── 推量・打消系統
判別ポイントを思い出す
む・むず
推量・意志「〜だろう・〜しよう」/ 未然形 / 主語で意味
らむ・けむ
現在 / 過去推量 / らむ=終止 / けむ=連用
ず
打消「〜ない」/ ず・ぬ・ざりの3系列活用
じ・まじ
打消推量・打消意志 / まじは「べし」の打消
助動詞 ③ ── 受身・自発・推定系統
サインで意味を判別
る・らる
受身・尊敬・自発・可能 / サインで識別(第4講)
す・さす・しむ
使役「〜させる」/ 高貴な人の主語に付くと尊敬
なり(伝聞)
伝聞・推定「〜という・〜らしい」/ 終止形接続
べし
推量・意志・可能・命令・適当・当然(6意味)
係り結び + 副詞の呼応 ── 暗記必須
知ってるだけで1点になる定型表現
係り結び
ぞ・なむ・や・か → 連体形 / こそ → 已然形
な〜そ
禁止「〜するな」── 動詞連用形が間に入る
え〜ず
不可能「〜できない」── 必ず打消とペア
つゆ・さらに〜打消
「少しも / 全く〜ない」
よも〜じ
「まさか〜まい」── 強い打消推量
敬語の3分類 ── 役割と判別
尊敬・謙譲・丁寧 で完結
敬意の対象が誰かで分類
尊敬=動作主 / 謙譲=受け手 / 丁寧=聞き手
3分類
1
尊敬語
給ふ・おはす・のたまふ ── 動作主への敬意
2
謙譲語
奉る・申す・参る ── 受け手への敬意
3
丁寧語
侍り・候ふ ── 聞き手への敬意
読解の最終チェックリスト ── 本番前の5項目
試験開始直前に思い出す
1.
助動詞の意味 → 接続と活用で確定
2.
係り結び → 結びの活用形をチェック
3.
副詞の呼応 → 文末まで先読み
4.
敬語のレベル → 主語の身分を推定
5.
心情語 → 登場人物の感情の流れを追う
実戦演習
共通テスト形式で確認
問 「いとうつくしうのたまはせて、御涙さへこぼれぬ」の「のたまはせ」の意味として最も適当なものを選べ。
①
申し上げる(謙譲)
②
おっしゃる(尊敬)
③
おっしゃらせる(尊敬+使役)
④
とてもおっしゃる(最高敬意)
◀ 正解
「のたまはす」は「のたまふ」を強めた最高敬意の尊敬語。「のたまはす+給ふ」になると二重敬語。「のたまはせて」だけでも最高敬意。
本日のチェックリスト
反射で答えられたら習得完了
✓
「き」の活用は?
せ・○・き・し・しか・○
✓
「らむ」の接続は?
終止形
✓
「な〜そ」の意味は?
禁止「〜するな」
✓
「こそ」の結びは?
已然形
✓
「のたまはす」の敬意は?
最高敬意の尊敬
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第20講
古文 本番想定演習
60分一本勝負
予 習 の す す め
20講の総仕上げ。共通テストと同じ条件で実戦演習をしましょう。
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