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共通テスト古文 対策講座
第13講
形容詞・形容動詞
の活用
ク・シク・ナリ・タリ ── 4種類を一気に整理
福岡先生
15分で得点源に変える
今日のゴール
Goals of this lecture
01
ク活用とシク活用を判別
形容詞2種類を「く」「しく」の音で見分ける
02
形容動詞の2活用を理解
ナリ活用とタリ活用の違いを文体で判別
03
補助活用「カリ」「シカリ」を覚える
助動詞接続のための補助活用も忘れずに
結 論
形容詞2種 + 形容動詞2種 = 4活用
形容詞
ク活用 / シク活用
「高し」=ク活用 / 「楽し」=シク活用
訳:〜い / 〜しい
形容動詞
ナリ活用 / タリ活用
「静かなり」=和文中心 / 「堂々たり」=漢文調
訳:〜だ / 〜である
ク活用 形容詞「高し」
本活用 + 補助活用
未然
連用
終止
連体
已然
命令
く
く
し
き
けれ
○
頻出ポイント
本活用
── く・く・し・き・けれ・○ ── 通常の活用
補助活用「カリ」
── (から)・かり・○・かる・○・かれ ── 助動詞接続用
判別
── 「く」+「ず」=形容詞のシグナル
シク活用 形容詞「楽し」
本活用 + 補助活用
未然
連用
終止
連体
已然
命令
しく
しく
し
しき
しけれ
○
頻出ポイント
本活用
── しく・しく・し・しき・しけれ・○
補助活用「シカリ」
── (しから)・しかり・○・しかる・○・しかれ
判別法
── 終止形が「〜し」で、未然形が「しく」=シク活用
ク vs シク ── 見分け方
終止形+「なる(連用形+なる)」で確認
ク活用
「高し」→ 連用形「高く」→ 「高くなる」 ── 通常の形容詞
シク活用
「楽し」→ 連用形「楽しく」→ 「楽しくなる」 ── 多くは感情・性質
判別法
連用形に「しく」が現れたらシク活用、「く」のみならク活用
ナリ活用 形容動詞「静かなり」
和文の典型
未然
連用
終止
連体
已然
命令
なら
なり/に
なり
なる
なれ
なれ
頻出ポイント
接続
── 「〜なり」の形 ── 状態を表す
連用形が2つ
── 「なり」と「に」── 用法によって使い分け
出題例
── 「いとうつくしげなり」「あはれなり」など
タリ活用 形容動詞「堂々たり」
漢文調・硬い文体
未然
連用
終止
連体
已然
命令
たら
たり/と
たり
たる
たれ
たれ
頻出ポイント
接続
── 「〜たり」の形 ── 漢語+「たり」
用法
── 漢詩・漢文調の文体で使われる
出題例
── 「堂々たり」「漠然たり」「殷々たり」
補助活用「カリ」「シカリ」
助動詞「べし」「けり」をつなぐための活用
例 文
高かりけり / 楽しかりけり
【訳】 高かった / 楽しかった ── 「かり」が「けり」をつなぐ役割
使い方の核心
本活用「高く」+「けり」とは言えない ── つなぎが必要
そこで「高かり」(補助活用)+「けり」で表現
「カリ」「シカリ」は助動詞接続専用の活用形
覚えておくべき頻出形容詞・形容動詞
共通テスト古文の必須語
形容詞 ク活用
高し・遠し・憂し(つらい)・無し・なし(亡し)
形容詞 シク活用
楽し・うれし・かなし・らうたし(かわいい)・うつくし
形容動詞 ナリ活用
静かなり・あはれなり・心ばへなり・きらきらし
実戦演習
共通テスト形式で確認
問 「いとうつくしき女房」の傍線部「うつくしき」の活用の種類として最も適当なものを選べ。
①
ク活用 形容詞 連体形
②
シク活用 形容詞 連体形
◀ 正解
③
ナリ活用 形容動詞 連体形
④
タリ活用 形容動詞 連体形
「うつくし」は終止形「し」、連用形「うつくしく」=シク活用。連体形は「うつくしき」。なお古文「うつくし」は「かわいい・愛らしい」の意味。
本日のチェックリスト
反射で答えられたら習得完了
✓
ク活用と何で見分ける?
連用形「〜く」か「〜しく」か
✓
シク活用の連体形は?
〜しき
✓
ナリ活用の連用形2つは?
なり / に
✓
タリ活用は何文体?
漢文調
✓
補助活用「カリ」の役割は?
助動詞接続用
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第14講
副詞の呼応
陳述の副詞 ── 「な〜そ」「え〜ず」
予 習 の す す め
副詞と特定の語の組み合わせ ── 暗記で即得点になります。
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