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共通テスト古文 対策講座
第12講
共通テスト第1問対策
融合問題を制覇
評論・物語・和歌 ── 3つの素材を横断する読解
福岡先生
15分で得点源に変える
今日のゴール
Goals of this lecture
01
融合問題の構造を理解
本文+評論+和歌の3点セットを連動して読み解く
02
設問の出題パターンを暗記
傍線部解釈・心情・本文の主旨の3大設問を見抜く
03
時間配分を最適化
古文に使うべき時間と設問の優先順位を把握
結 論
第1問は「3つの素材」の融合問題
本文(物語・日記)
メイン素材
登場人物の関係と心情の流れが軸
訳:筋を追う
評論 + 和歌
補助素材
本文の解釈を補う / 心情を凝縮した和歌
訳:本文と照合
出題パターン ── 設問の3大分類
毎年のテンプレに沿って攻略
解釈問題
傍線部の現代語訳 ── 助動詞・敬語が問われる
心情問題
登場人物の気持ち ── 文脈と敬語で主語を判定
主旨問題
本文全体の言いたいこと ── 評論と和歌から導く
頻出の罠 ①
敬語ミスで主語を取り違える
例 文
御文をたまはせ給ふを、女、いといみじう泣きて受け取る。
【訳】 (帝が)お手紙をお下しになるのを、女はたいそう泣いて受け取った。── 「たまはせ給ふ」は二重敬語=帝の動作
使い方の核心
二重敬語があれば、主語は天皇・中宮級の最高位
「たまはせ給ふ」の主語省略を見抜くのが共通テスト最頻出
敬語のレベルで動作主を判定 ── 第9講の復習が効く
頻出の罠 ②
和歌の中の助動詞を見落とす
和歌に出てくる助動詞「けり」は9割が詠嘆 ── 訳「〜だなあ」
本文中の「けり」と区別して訳すこと
和歌の助動詞 3つのチェック
1
けり
和歌中=詠嘆「〜だなあ」
2
む・むず
意志・推量・婉曲 ── 主語で判定
3
らむ・けむ
現在 / 過去の推量
評論パートの読み方
本文の解釈を「保証」してくれる解説
役割
本文だけでは不明瞭な解釈を補強 ── 設問のヒントになる
読み方
評論で言及される本文の箇所を逆引きする
対応関係
評論の主張 ← → 設問の選択肢、を1:1で照合
時間配分
古文に使うべき時間 ── 20分が目安
例 文
全体80分 → 現代文40分 / 古文20分 / 漢文20分
【方針】 古文は20分で6〜7割確保が現実的目標。残りは復習・見直し
使い方の核心
本文の読解に8〜10分
設問解答に8〜10分
見直しに2〜3分 ── 敬語と助動詞を再チェック
設問への取り組み順
得点効率の高い順から手をつける
迷ったら解釈問題から ── 部分点が取りやすい
難問は最後に。時間切れより、確実な6割を狙う
推奨順序
1
1. 解釈
部分点も狙える。最初に手をつける
2
2. 心情
本文+敬語で主語を判定
3
3. 主旨
評論・和歌と総合判定 ── 難問は最後
実戦演習
共通テスト形式で確認
問 共通テスト第1問の素材構成として最も適当なものを選べ。
①
本文のみ
②
本文 + 注釈
③
本文 + 評論 + 和歌
◀ 正解
④
評論のみ
現行の共通テスト古文は「本文+評論+和歌(または別の補助素材)」の融合形式。3つを連動して読み解く力が問われる。
本日のチェックリスト
反射で答えられたら習得完了
✓
第1問の素材は何種類?
本文+評論+和歌
✓
古文の目安時間は?
20分
✓
和歌の「けり」の意味は?
9割が詠嘆
✓
二重敬語の主語は?
最高位(帝・中宮)
✓
設問の優先順は?
解釈→心情→主旨
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第13講
形容詞・形容動詞の活用
ク活用 / シク活用 / ナリ活用 / タリ活用
予 習 の す す め
活用表は丸暗記が一番。一覧をざっと眺めておくと次回が早いです。
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